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一般社団法人サステナビリティデータ標準化機構作成のハンドブックに準拠したサステナブル融資スキームを福井銀行が開発・運用開始

25/2/27

中堅・中小企業や非上場企業のサステナビリティ情報開示の標準化を進める一般社団法人サステナビリティデータ標準化機構(代表理事:平瀬 錬司、略称「SDSC」、以下「当機構」)は、会員企業である株式会社福井銀行(本店所在地:福井県福井市、代表取締役 頭取:長谷川 英一、以下「福井銀行」)およびサステナブル・ラボ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:平瀬 錬司、以下「サステナブル・ラボ社」)と連携し、当機構が策定するサステナビリティ指標(SDSC項目)に準拠した非財務情報の集計・管理・分析プラットフォーム「TERRAST for Enterprise」を活用したサステナブル融資スキームを開発し、2025年2月17日(月)に運用を開始しました。本スキームの導入により、福井銀行はサステナブルな経営に取り組む地域の中堅・中小企業をより的確かつ効率的に評価し、適切な金融支援を提供できるようになります。



背景と目的

従来、企業のサステナビリティ・非財務評価には、個別の情報収集や分析・評価に多くの時間と労力、またノウハウが必要でしたが、本スキームを活用することで、特に中堅・中小企業向けに標準化された評価項目に基づき、効率的かつ的確な判断が可能になります。これにより、地域企業の持続可能な成長を支える金融機関の在り方が一層深化し、地域経済の持続可能性への貢献が促進されることが期待されます。


更に、今回サステナブル・ラボ社が開発する非財務データの集計・管理・分析プラットフォーム「TERRAST for Enterprise」に当機構が策定するサステナビリティ指標(SDSC項目)を組み込むことで、中堅・中小企業は、最低限の負荷で非財務状況の可視化が可能となり、金融機関等のステークホルダーとのコミュニケーションを深化させることが可能です。

また、地域金融機関にとっては、融資先企業との対話や非財務評価を通した企業理解や改善・成長支援の効率化が図られます。こうした企業・金融機関双方の負担軽減の結果として、地域経済の持続可能性向上における社会コスト低減に繋がることが期待されます。


当機構としては、今後も金融機関との連携を強化し、SDSC項目およびハンドブックのさらなる改善と共に全国的な普及・活用を推進してまいります。



お問合せについて

本件や『非上場・中堅・中小企業向けサステナビリティ情報の活用ハンドブック』に関するご意見やご感想はこちらへお寄せください。

お問い合わせ先 SDSC事務局: info@suslab.net ( https://www.j-sdsc.org/ )

〒100-0004
東京都千代田区大手町1丁目6-1大手町ビル4階

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